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桑の葉は血糖値上昇を抑える効果が!桑の葉ってすごい、こんないい事③

桑の葉は血糖値上昇を抑える効果が!桑の葉ってすごい、こんないい事③

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健康コラム
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公開日
2021/02/26
最終更新日
2021/10/26

前回は桑の葉のダイエットや美容効果についてのお話でしたが、今回はそれ以外の健康に対していい効果についてのお話です。

桑の葉茶

高血圧や、高コレステロール、ドロドロ血などの生活習慣病予防や糖尿病にも、桑の葉は驚くべき効果がありました!今回は、桑の葉の健康に対する驚くべきパワーについてのお話です。

<もくじ>

糖尿病、桑の葉を試してみませんか?

桑の葉には、血糖値の上昇を抑える効果があるのをご存知でしたか?それには、桑特有の成分DNJ(1-デオキシノジリマイシン)が大きく関わっています。

<そもそも糖尿病とは?>

糖尿病とは、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。

そして、インスリンとは、膵臓から分泌されるホルモンの一種で、“糖の代謝を調節して、血糖値を一定に保つ働き”を持っています。

実は、症状がなくても、糖尿病になっていることに気がつかない方も多くいると言われています。

日本人の4人に1人は糖尿病もしくは、糖尿病予備群といわれています。

糖尿病になると、動脈硬化が10年〜20年も早く進むとも言われており、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクを高めてしまいます。

また、糖尿病特有の“三大合併症”にも注意が必要です。

糖尿病ではかなり血糖値が高くならないと、症状を自覚することができないので、日頃から気をつけておきたいですよね。

医療

<糖尿病の怖い三大合併症>

糖尿病性網膜症・糖尿病性神経障害・糖尿病性腎症

<桑の葉の糖尿病への効果>

桑の葉には血糖値の上昇を抑える効果があり、同時に、糖尿病の発症を予防する効果があります。

桑の葉に含まれるDNJは、糖分解酵素の働きを阻害することができるため、ブドウ糖の吸収を抑え、食後の血糖値上昇を抑えることができます。

糖尿病の状態ではインスリンの分泌が低下しますが、桑の葉を摂取し続けることで、なんとインスリンを分泌することができるようになったという研究もあります。

また、糖尿病状態では、インスリンを分泌する細胞が破壊されるのですが、桑の葉には、この破壊を予防し、インスリン分泌細胞が減ることを抑える効果も期待できます。

このように、桑の葉には、血糖値の上昇を抑える効果と、インスリンの分泌不足やインスリン分泌細胞の破壊を予防する効果があるため、糖尿病対策として非常に期待できるのです。

桑の葉は、食事と一緒に飲むのがオススメ!

桑の葉の効果を引き出すためには、“食事と一緒に摂取”することがオススメです!

ノンカフェインで、味もクセがなく摂取しやすいのが特長です。

桑の葉配合のサプリメントなどもありますよ。

食事の時に摂取する習慣をつけるのもいいですね。

桑の葉茶イメージ

桑の葉、それだけじゃない!コレステロール値にもいいことが

コレステロールとは、血液の中に流れる脂質の一種ですが、その中でも気をつけたいのが、悪玉(LDL)コレステロールです。

コレステロール値

健康診断でもよく見る数値かもしれませんね。

悪玉(LDL)コレステロールは、肝臓内の脂肪を体中の抹消細胞まで届ける役割があります。

肝臓に中性脂肪がたまると、脂肪が血流に乗って全身へ運ばれてしますのです。

健康診断などでもみる、このLDLコレステロール値が高いということは、細胞に運ばれずに残ってしまったコレステロールが血液中に多い、ドロドロ血の状態ということです。

さらにコレステロールが血管の壁にへばりつき、動脈硬化を引き起こし、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクを高めてしまうのです。

なのでLDLコレステロール値が高いと要注意なのです。

桑の葉には、、コレステロールを溜めない効果があります!

現代の食生活は、脂質が多くコレステロールが溜まりやすい環境とも言えるので、食生活を見直しながら、毎日の食事に桑の葉をプラスするのもいいですね。

魅力がいっぱい、血圧にもとてもいい桑の葉

桑の葉

さらに桑の葉には、“血圧を正常にする”効果もあるんですよ。

血圧とは、血液が動脈を流れる際に血管の内側にかかる圧力のことです。

心臓が収縮し送り出された血液により、動脈壁が最も膨らんだ時の圧力を“最高血圧”といいます。

心臓が拡張し動脈壁が元に戻った時の圧力を“最低血圧”といいます。よく血圧の「上」とか「下」とか言いますよね。

高血圧は日本人に非常に多い病気です。

病院などに行くと血圧計が置いてあることも多く、セルフチェックされている方も多いかもしれません。

高血圧は推定約4300万人の患者がおり、実に日本人の1/3が当てはまるといわれるほど身近な病気なんです。

しかし高血圧は自覚症状がないため、とても厄介なのです。症状がないからと高血圧の状態を放置すると、動脈硬化を進行させ、脳卒中や心筋梗塞、腎臓病などの重大な病気につながる可能性もあるため注意が必要です。

高血圧は、塩分の摂り過ぎや、肥満、喫煙が原因となることもあるため、食生活には特に気をつけたいものです。

桑の葉には、この高血圧を正常にする効果が期待できます。

血圧測る

しかも、単に血圧を下げる効果があるのではなく、正常血圧の場合には、血圧に影響を与えないことも分かっているんです。

正常値の血圧まで下げてしまっては怖いですよね。

桑の葉には、高すぎる血圧は下げ、正常値の血圧はそのままにするという優れた作用があるので、高血圧対策に桑の葉をプラスするのもいいですね。

知らなかった、血液もサラサラ、動脈硬化予防にも

桑の葉には、血液中に“血栓”が作られるのを抑制する効果があります。

高血圧や糖尿病や、脂質異常症(高脂血症)の状態では、血液の流れは低下し、血液の塊である血栓を作りやすい状態になると言われています。

ドロドロ血は動脈硬化などを引き起こすので、血液をサラサラな状態にしたいですよね。

血液中にはプラスミンという血栓溶解酵素があり、血液の塊を溶かす働きをしています。

桑の葉には、そのプラスミンの働きを高め、血栓を生じにくくさせ、血液をサラサラに保つ働きがあるのです。

さらに桑の葉には、肝臓に溜まる脂肪を抑制する働きもあるため、血液中に流れる脂質の一種であるコレステロールも減らし、ドロドロ血になるのを防いでくれます!

まとめ

いかがでしたか。

高血圧や、糖尿病、高コレステロール血症など、気をつけたい病気はたくさんありますね。

これらは、血液をドロドロにし、脳梗塞や、心筋梗塞などにもつながる動脈硬化を引き起こす原因となります。

食生活や生活習慣に気を配り、改善していくこともとても大切ですが、その予防策の一つとして桑の葉はとても役に立ちそうですね。

優れた栄養と、健康効果を持つ“桑の葉”を是非、日常生活に取り入れてみてくださいね。

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