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もっと知りたい!MCTオイルの効果

もっと知りたい!MCTオイルの効果

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健康コラム
話題の成分
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お悩み
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公開日
2021/01/31
最終更新日
2021/03/04

健康に良いとされているMCTオイルには、一体どのような効果があるのでしょうか?

MCTオイル

脂肪が蓄積しにくい効果があり、とても魅力的なのですが、さらに身体だけではなく、実は「脳」にも効果があるようなんです!

話題のMCTオイルを知って、今からMTCオイル習慣を始めてみましょう。

 

<もくじ>

 

 

MCTオイルの効果

 

MCTオイルは日本語では中鎖脂肪酸とも呼ばれ、一般の油と比べて、「素早く消化・吸収され、すぐにエネルギーとして活躍する」という特徴があります。

美容にいい

つまりすぐにエネルギーになるため、体内に脂肪を溜め込まないのです。

そのことにより、1.健康面、2.美容面、3.ダイエット面に効果があるとされているんです!

MCTオイルで健康になる!?

脂質は悪者にされがちですが、身体にとって必要な栄養素です。

しかし、摂りすぎると身体に脂肪として蓄積し、血中の悪玉コレステロールが増え、動脈効果やメタボリックシンドローム、生活習慣病などにつながる可能性があります。

しかし脂質と言っても、様々な種類があります。

 

MCTは、脂肪酸の中では、身体に蓄積されにくく、エネルギーになりやすい特徴があります。

一般的な油と比較するとその違いがよくわかるのですが、MCTは摂取後3時間でピークとなり、10時間以内には、ほとんどがエネルギーとして分解され、身体に蓄積しにくいことがわかっています。

 

さらに、MCTは脂肪を蓄積しにくいだけではなく、筋肉中のミトコンドリアを増やす働きがあります。

ミトコンドリアが増えれば脂肪を効率よく燃やし、エネルギーとして使えるようになるのです。

 

美容面、ダイエット面の効果については、「知らなきゃ損!MCTオイルの美容・健康効果」をご参照ください。

 

認知症にも効果あり?!脳にも効く仕組み

脳イメージ

MCTオイルは、直接肝臓で分解されるため、すぐにエネルギーとなって使われることがわかっています。 
そのことにより様々な健康メリットがあり、最近では身体だけではなく、「脳」にも効いていることがわかったのです! 

脳は、通常時は「ブドウ糖」がエネルギー源となっており、今までは、このブドウ糖しか、脳のエネルギーになりえないと考えられていました。 
しかし、実は、このブドウ糖が使えない時、第二のエネルギー源として「ケトン体」が使われていることがわかったのです。 

そしてこの「ケトン体」を効率よく作り出すことができるのがMCTオイルなのです。

 

 

<ケトン体とは??>

ケトン体とは、脂肪が分解されることによって、肝臓で作られます。

身体が絶食時や飢餓状態になった時など、脳や筋肉のエネルギー源である糖質が利用できない時の代わりに、脂肪を燃焼させて作り出されるエネルギー源がケトン体なのです。

なぜケトン体が脳に効くの??

認知障害は予備軍も含めると、65歳以上では4人に1人が該当するといわれるほどです。

物忘れが増えてきたなぁと感じると、不安になりますよね。

認知症の中で約7割を占める「アルツハイマー病」では、脳に異常なたんぱく質が蓄積し脳が萎縮することが原因とされていますが、さらに、脳自体がエネルギー不足に陥っていることもわかりました。

つまり、うまく、ブドウ糖を活用できない脳になっているのです。

ブドウ糖から脳のエネルギーを作り出すことができないと、脳は休眠状態となり、機能しなくなるのです。

脳にしっかりエネルギーを与え、機能し続けるようにする必要があるのです。

そこで最近注目を浴びているのが、「ケトン体」を脳のエネルギー源として利用することです。

 

通常時は、脳のエネルギー源はブドウ糖100%ですが、なんと、絶食時にはケトン体が約60%も利用されているのです!!

つまり、ケトン体は、ブドウ糖が上手く働くことができない状況において、しっかり脳のエネルギー源として働くのです。

ケトン体を有効に利用することで、加齢に伴い衰えはじめた脳や、病気による脳の機能低下を抑えることができるのではないかと注目を浴びているのです。

脳の通常時のエネルギー源 ブドウ糖100%

脳の絶食時のエネルギー源 ケトン体60%

<ココがすごい!>
MCTオイルは、ケトン体を作り出す!

MCTオイルは、効率的にケトン体を作り出すことができ、なんと、一般的な油である長鎖脂肪酸と比較すると約10倍もケトン体を作ることもわかっています。

一般的な油が全身へと運ばれるのに対し、MCTオイルは、直接肝臓で分解されるため、肝臓で作り出されるケトン体を効率よく生み出すことができるのです。

実際に、MCTオイルを摂取することで記憶力の低下を抑制することができたという報告もあり、さらに研究が進められているのです。

MCTオイルによりケトン体を積極的に活用し、脳の活性化を図ることは、認知症予防にもつながります。

 

オイルは、他のオイルとどう違う?

中鎖脂肪酸のMCTオイルは、脂肪の蓄積がしにくく、さらに脳のエネルギー源ともなるにケトン体を効率的に作り出したりと、非常に健康メリットがあるオイルです。

では、他の健康に良いとされているオイルと、どう違うのでしょうか?それぞれのオイルの特徴をみていきましょう。

様々なオイル

オメガ3のオイル(分類:長鎖脂肪酸・不飽和脂肪酸)

オメガ3のオイルといえば、えごま油や亜麻仁油、青魚のDHAやEPAが有名ですよね。一度は耳にしたこともあるのではないでしょうか?

オメガ3とは、一般的な油と同じ長鎖脂肪酸で、脂肪酸の中で不飽和脂肪酸と呼ばれるものです。

オメガ3は身体の中では作り出すことのできない必須脂肪酸のため、食べ物などから摂取する必要があります。

しかし現代の肉中心の食生活から摂取できるオメガ3脂肪酸は少ないため、オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)を多く含む「えごま油」や「亜麻仁油」が健康オイルとして人気なのです。

オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)には、血液をサラサラにして、血流改善、動脈硬化予防効果などがあります。

さらにオメガ3が不足すると、皮膚が乾燥し、肌トラブルが起こりやすくなることもあり、実は、「皮膚の健康維持を助ける栄養素」でもあるのです。

 

オリーブオイル(分類:長鎖脂肪酸・不飽和脂肪酸)

オリーブオイルは、オリーブの果実から得られるオイルで、一般的な油と同じ長鎖脂肪酸で「オレイン酸」が主成分である不飽和脂肪酸です。

このオレイン酸は体内で作り出すことができるのですが、それだけでは不足することもあるため、食事から摂取することが良いとされています。

オリーブオイルは「血中の悪玉コレステロールを減らす」働きがあるため、動脈硬化や生活習慣病予防などに役立つと言われています。

 

教えて!MCTオイルの効果的な摂り方

MCTオイルを効率的に摂取するにはどうしたらいいのか、気になりますよね。疑問にお答えします!

1日どのくらいの量をとればいいの?

MCTオイルは、初めは1日小さじ1杯(約4.6g)からはじめてみてください。

実験では小さじ1杯強(約6g)を摂ると効果があると言われていますが、摂りすぎると、お腹がゆるくなり下痢しやすくなるため、まずは少ない量からはじめてみるといいでしょう。

毎日続けて摂取することで、代謝しやすい身体に体質が変わっていきますよ。
大さじ1杯

飲むタイミングはいつ?

MCTオイルはすぐにエネルギーとして活用できるため、たくさんのエネルギーを使い始める前

に摂取するといいですよ。

なので、オススメは、朝食です。和食ならお味噌汁にかけたり、食後のコーヒーや紅茶、緑茶などに入れるのもいいでしょう。

また運動する時は、運動を始める前に摂取するのがオススメ!

脂肪燃焼や体が疲れにくくなるという効果が期待できますよ。

一緒に摂るといい食品はある?

MCTオイルだけで健康になるわけではないので、バランスの良い食事を心がけましょう。

MCTオイル自体は味もなく、匂いもないため、どのような食事にも合わせることができます。

ただし、調理油ではないので、直接火にかけるのは、絶対NGですよ。

食事

ダイエット目的の場合は、炭水化物などの糖質を摂りすぎないようにしましょう。

糖質を摂ると血糖値が急激に上昇し、脂肪がつきやすくなります。

糖質を減らし、MCTオイルを摂ることで、身体に脂肪がたまるを防ぐ効果があります。

どんな形状があるの?持ち運びしたいのだけど…

市販されているMCTオイルは、液体タイプ、粉末タイプ、ゼリータイプなどがあります。

持ち運びしたいなら、粉末タイプやゼリータイプがオススメです。MCTオイルは、エネルギーをたくさん消費する前に摂取すると効果的なので、外出時や運動前に、携帯して摂取するといいでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

MCTオイルは、健康にいいだけではなく、脳のエネルギー源ともなるケトン体を作り出し、記憶力の低下などの脳機能にも効果が期待できるんですね。

毎日続けることで体質が変わったり、脳の機能低下も抑えることができるので、ぜひ続けていきたいですね。

 

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