目次
年齢とともに肌の悩みを感じている方も多いかもしれません。毎日スキンケアをしていても、
ふと鏡を見たら、シミやしわ、たるみ、くすみなどに目がいってしまうことも。
年齢を重ねることで、肌が少しずつ変化してしまうのは仕方がないことですが、
でもいつまでも、イキイキとして笑顔あふれる自分でいたいですよね。
今回はそんな年齢とともに変化する肌と、肌悩みを解消するアドバイスのお話です。
<もくじ>
- しわ、たるみ、年齢による肌の変化の原因は?
- 女性ホルモンの分泌が減ると、肌のコラーゲンが低下する?
- ヒアルロン酸も加齢で減少
- 美肌の鍵は“弾力性と保水力”にあり
- 憧れの美容成分、プロテオグリカンって何?
- ヒアルロン酸よりも高い保水力を持つ“プロテオグリカン”
- “プロテオグリカン”の美容効果を大公開
- プロテオグリカンだけじゃない、コラーゲンとの複合体の成分!
しわ、たるみ
年齢による肌の変化の原因は?
50代を過ぎ、何もしないでいると、肌は変わっていくものです。
長年浴び続けた紫外線による光老化も原因の一つですが、
実は女性ホルモンの分泌などが急激に変化することも大きく関係しています。
閉経などに伴い、女性ホルモンの分泌が急激に減ることにより、
乾燥、しわ、たるみ、ハリの低下などを感じる方が多いと言われています。
なので、これまでと同じお手入れ方法では追いつかないのも、仕方がないのです。
そこで、50代を過ぎると知っておいて欲しいのは、
足りないものを補うという発想。それは食事においても、スキンケアにおいても言えることです。
女性ホルモンの分泌が減ると肌のコラーゲンが低下する?
“美肌のホルモン”とも言われる女性ホルモンの一種「エストロゲン」は、肌自身のコラーゲンの合成・生成を促進し、肌に嬉しいハリやツヤを生み出し、くすみのない健康な肌へと導く働きがあります。
「真皮」は肌を支え、弾力を保つために重要な組織であり、約70%が「コラーゲン」によって構成されていますが、なんと50代以降では、“美肌のホルモン”のエストロゲンの分泌は急激に減り、大切なコラーゲンの産生力も落ちてしまうのです。
肌は弾力を保てなくなり、様々な肌悩みを引き起こします。
しかし女性ホルモン自体を増やすことは難しいですよね。なので、女性ホルモンが減ることで失われる「肌の保水力」「肌の土台を支える力」をサポートしていく必要があるのです。
<女性ホルモンの減少で感じる肌悩み>
- 肌の保水力が下がり、乾燥しやすくなり、乾燥小じわなどにつながる。
- コラーゲンの合成・生成が減ることで、肌の土台を支える力が弱くなり、肌はハリ・弾力を失い、たるみにつながる。
- 肌の新陳代謝であるターンオーバーが乱れ、新しい肌の生まれ変わりができず、肌のくすみにつながる。
ヒアルロン酸も加齢で減少
すぐれた保水力を持つヒアルロン酸は、肌の潤いや弾力性を保つために重要です。
しかし体内のヒアルロン酸も、30代頃から少しずつ減少し、さらに50代頃から急激に減ってしまうことが分かっています。
肌内部のヒアルロン酸が減ることによって、水分をかかえる力が減り、肌は乾燥し、ハリがなくなります。
乾燥はすべての肌に対して大敵です。
乾燥が続くことにより乾燥小じわや、肌への透明感が失われてしまうなど、様々な肌悩みへと繋がっていくのです。
美肌の鍵は“弾力性と保水力”にあり
では年齢による肌変化に必要なものは何か?それは乾燥させない、高い保水力と、それを支える弾力性です。
自分の肌にたっぷりと水分を溜め込み逃さないことが必要です。
そこで美肌効果が期待され、注目されているのが“プロテオグリカン”という成分です。
まだまだ知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、美肌へと導くとてもすごい成分なのです。
憧れの美容成分 プロテオグリカンって何?
プロテオグリカンは、実は私たち人間の体内に存在しています。
正式には糖とコアタンパク質が結合した複合体で、皮膚や関節の軟骨、目などに多く存在します。
肌では、ヒアルロン酸やコラーゲンとともに、細胞と細胞の間に存在しており、柔軟性や弾力性を維持する、とても大切な働きをしています。
しかし、年齢を重ねるとともに減ることがわかっています。
そのため、摂取することにより補って、サポートしてあげることが大切です。
ヒアルロン酸よりも
高い保水力の“プロテオグリカン”
プロテオグリカンという成分は、実は美容業界では注目されている、有名な成分です。
1gで6Lの水分を抱え込むことができる高い保水力を持つ“ヒアルロン酸”は、お肌の潤い成分として知っている方も多いかもしれません。
しかし、高い保水力のヒアルロン酸を、“さらに超える保水力”を持つのが“プロテオグリカン”なのです!
かつては1gが3000万円!の超高級成分だった
非常に高い保水力のあるプロテオグリカンは、成分の抽出がとても難しく、わずかしか精製できませんでした。
なので非常に希少価値のある成分であり、効果は知られていたため、たったの1gで3000万円の価値があったほどです。
しかし、青森県の弘前大学の研究により、サケの鼻軟骨からプロテオグリカンを抽出する方法が確立されました。
高純度で、しかも安定的に抽出できることで、幻とも言われていた希少成分が、多くの人に届けられるようになったのです。
<こぼれ話>
プロテオグリカンは、青森の郷土料理の「氷頭(ひず)なまず」の調理法からヒントを得て、抽出技術が開発されたそうです。
“プロテオグリカン”の
美容効果を大公開
肌自身のヒアルロン酸やコラーゲンは、加齢とともに減少してしまいます。
そのため、美容成分として積極的に補っている方も多いかもしれません。
しかし、プロテオグリカンは、肌自身のヒアルロン酸やコラーゲンを産生する力を持っているのです。
そのため、積極的に摂取することにより、潤いや、ハリなど様々な美肌効果が期待されています。
年齢とともに、失われていく肌の機能を保持するサポートができます。
プロテオグリカンは、うなぎや山芋にも含まれていますが、食事からきちんと摂取するのは、なかなか難しいので、サプリメントなどで効率よく摂取するのがオススメです。
Ⅰ型コラーゲンの合成・生成を促進する
コラーゲンは、真皮の約70%を占める重要な成分で、肌の弾力に欠かせません。
その真皮のコラーゲンのほとんどはⅠ型コラーゲンです。
加齢によりコラーゲンの合成能力が低下してしまうと、しわやたるみ、ハリの低下など、いわゆる肌の老化につながります。
プロテオグリカンは、真皮のキー成分でもあるⅠ型コラーゲンの合成・生成を促進する働きが確認されています。
ヒアルロン酸の産生を促します
プロテオグリカンは、肌のⅠ型コラーゲンとともに、ヒアルロン酸の合成・生成を促進します。
加齢とともに減ってしまうコラーゲンや、ヒアルロン酸を肌内部からサポートするため、みずみずしくツヤのある肌へ“肌本来の持つ潤う力”を高めることが期待できます。
肌弾力を改善する
プロテオグリカンは、肌が本来持つ弾力性も高めることが確認されています。
肌の土台を支えるコラーゲンなどを産生し、さらに高い保水力で潤いを維持するため、肌の弾力をサポートし、たるみ・しわ改善などに効果が期待できます。
プロテオグリカンだけじゃない コラーゲンとの複合体の成分!
さらに、プロテオグリカン単独だけではなく、Ⅱ型コラーゲンと複合した構造体である“プロテオグリカン・Ⅱ型コラーゲン複合体”という成分があります。
コラーゲンとの複合体になることで、さらにたくさんの水分を抱えた成分が実現しました。
実は、生体内では、プロテオグリカンは、Ⅱ型コラーゲンが結合した高分子複合体の構造をしています。
よって、この生体内に存在する高分子複合体になっている状態でそのままで抽出できないかと試み、実現できた成分です。
抽出方法も、アルカリ抽出や、酸抽出で行うと、構造を壊してしまうことがあるため、“水のみ”で抽出することに成功しました。
そのことにより、さらに嬉しい美肌効果も期待できます。
日焼け予防効果
紫外線による、日焼け予防効果があり、プロテオグリカンを摂取することにより、肌が黒くなりにくくなることが確認されています。
いかがでしたでしょうか。
年齢による肌変化は、その原因を知って、きちんと補うことが必要ですね。
特に乾燥はすべての肌にとって大敵です。たるみや、しわになる前に、足りなくなってしまった、お肌の水分をしっかり抱え込む“高い保水力”が必要です。
さらに、その保水力をしっかりと支えてあげること。
プロテオグリカンは、ヒアルロン酸よりも高い保水力があり、かつ、年を重ねるとともに失われるコラーゲンや、ヒアルロン酸の合成・生成を促し、弾力を取り戻す働きもあります。
美容成分として、多岐にわたる多くの肌悩みに効果を発揮し、美肌へと導いてくれるのです。
プロテオグリカンは、サプリメントなどで効率的に摂取することができます。
足りなくなったものを補うことで、これからも、イキイキと、乾燥、たるみ、しわに負けない、ぴんっとツヤのある肌を目指していきたいですね。
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