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【まとめ】コラーゲンのさまざまな種類と効果

【まとめ】コラーゲンのさまざまな種類と効果

記事の分類
健康コラム
話題の成分
公開日
2019/06/04
最終更新日
2020/04/27

3大栄養素のひとつと知られるたんぱく質。そのたんぱく質の代表と言えるものが『コラーゲン』です。多くの化粧品や医薬品につかわれていることでも有名ですよね。

コラーゲンは、肌、髪、骨や軟骨といった全身の組織に存在しています。
現在わかっているものだけでも、約19種類の型が存在するコラーゲン。さらに詳しく分けると、コラーゲンの種類は約30種類にもなります。

今回は、代表的なコラーゲンの種類とはたらきをご紹介していきます。

人の体をつくる主なコラーゲンと役割

わたしたち人間の体内に存在するコラーゲンの型の一部をご紹介します。

  • Ⅰ型コラーゲン(線維性コラーゲン)
    体内に最も多く存在するコラーゲンです。骨や肌などに存在し、特に肌に弾力性を持たせます。
  • II型コラーゲン (線維性コラーゲン)
    関節や軟骨に多く含まれているコラーゲンです。その他には、眼の角膜や眼球の中にある硝子体の成分でもあります。
  • III型コラーゲン(線維性コラーゲン)
    Ⅰ型コラーゲンと同じく体内に多く存在し、血管などに存在しています。
  • IV型コラーゲン(非線維性コラーゲン)
    肌の表皮と真皮の間にある基底膜に含まれているコラーゲンです。皮膚の表皮と真皮をつなぎとめ、美肌の土台となる働きをします。
  • V型コラーゲン(線維性コラーゲン)
    皮膚、角膜などに含まれているコラーゲンです。

このように、組織ごとによって存在するコラーゲンはさまざまです。コラーゲンが不足した場合は、普段の食事やサプリなどで補うことも大切です。

原料にも注目してみよう

もし、サプリやドリンクでコラーゲンを補うときは、コラーゲンの原料に注目してみても良いでしょう。コラーゲンの原料は「動物性」と「海洋性」の大きく2つに分類されます。

動物性コラーゲン

動物性コラーゲンの主な原料はブタや牛、トリなどです。わたしたち人間の生活に馴染み深く、コラーゲンたっぷりの豚足やトリの軟骨の食感が好きだという方は多いですよね。

動物性コラーゲンは加工しやすく、鍋やスープといった料理にもつかわれます。ただ、独特の臭みがあることから、口にしづらいと感じる方もおられます。

海洋性コラーゲン

海洋性コラーゲンは、魚など海の生物が主な原料です。フィッシュコラーゲンやマリンコラーゲンとも呼ばれています。

動物性のものに比べて臭いが少ないことが特徴です。
また、消化や吸収がされやすい形に加工されたものもあり、サプリメントによく利用されるものとしても一般に広がってきています。

意外にも知られていなかったコラーゲンの種類とはたらき。これをきっかけに、ご自分にあったコラーゲンをみつけてはいかがでしょうか。

 


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