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すり減った軟骨を修復! 関節痛をやわらげる「グルコサミン」

すり減った軟骨を修復! 関節痛をやわらげる「グルコサミン」

記事の分類
健康コラム
話題の成分
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お悩み
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公開日
2019/06/03
最終更新日
2021/06/23

グルコサミンとは?

分子イメージ

関節内で、骨と骨との間でクッションの役割を果たす「軟骨」。
その軟骨の主成分の一つがグルコサミンです。

体内で合成されるアミノ酸の一種で、軟骨をはじめ、爪や人体、皮膚、心臓弁などに存在
しています。

グルコサミンは、軟骨を作るのに必要となるムコ多糖類の生成を促し、すり減った
軟骨を修復する働きがあります。
本来、体内で合成される成分ですが、年齢とともにその体内での生成量は減少します。

欧米では早くから関節炎の治療に利用

ひざ関節

関節痛の原因の中でも多いのが、「変形性関節症」です。
加齢により軟骨がすり減り、周囲に炎症を起こし痛みにつながるものです。
特に起きやすいのがひざで、中高年者に見られる「立ち上がったり座ったりする時にひざが
痛む」「階段の上り下りがつらい」などの症状の多くは、変形性関節症によるものだと言える
でしょう。

この変形性関節症に対する、もっとも有効な成分であると言われているのがグルコサミン
です。欧米では古くから関節炎の治療薬として利用されてきました。
臨床実験も多く行われており、グルコサミンが変形性関節症の治療に有効である
という多くの報告がされています。

グルコサミンの効果

痛いひざをかかえる老人

グルコサミンを摂取することで、以下のような効果が期待できるとされています。

  • 関節痛の改善
    グルコサミンを摂ることにより、傷ついた軟骨が修復され、軟骨の生成が促されます。これにより、関節痛や変形性関節症による痛みや腫れが改善される効果が期待できます。
  • 軟骨を健やかに保つ
    軟骨の強度や柔軟性を向上させ、軟骨がすり減ることを予防します。
    特にスポーツなどで同じ関節を何度も使う人は、グルコサミンを積極的に補給して軟骨を強化するのがおすすめです。
  • 炎症を抑える
    グルコサミンには炎症を抑える作用があることも確認されています。
    この点でも、関節痛の緩和に役立つと言えます。

効果的にグルコサミンを摂るには

グルコサミンは山芋に含まれます

グルコサミンは、食品では山芋やフカヒレ、オクラなどのネバネバ成分に含まれていますが、
普段の食事からだけでは十分に摂取するのが難しいと言われています。効率的に摂取する
にはサプリメントを利用するのがおすすめです。

また、関節痛やスポーツ障害の予防などのためにグルコサミンを摂るのであれば、同じく
軟骨を構成する成分である「コンドロイチン」を合わせて摂るのが効果的だと言われています。

ひざなど関節の痛みにお悩みの方や、スポーツをする方は、グルコサミンを試してみては
いかがでしょうか。


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