美容やエイジングケアに効果があるとされるサプリの中でも、定番とも言える人気を誇る
プラセンタ。その歴史は古く、紀元前から医療用に用いられていたとも言われます。
「美容に良いサプリメントと言えば?」と聞かれたら、プラセンタが思い浮かぶ方も多いのでは
ないでしょうか。でも具体的にどんなものなのかや、その効果については良く知らない方も
いるかもしれませんね。 今回は、そんなプラセンタについて詳しくお伝えしたいと思います。
こんなに多い! プラセンタの効果
プラセンタは、「更年期障害」「乳汁分泌不全」「慢性肝疾患」などの治療薬として医療用に
用いられています。また、美肌やエイジングケアにさまざまな効果を発揮することがわかって
います。主な効果には、以下のようなものがあります。
- 肌のターンオーバーを促進
肌荒れ、乾燥肌、ニキビ、シミなど肌のトラブルを改善し、美肌・美白効果が期待できます。 - 線維芽細胞を活性化
肌のたるみ・シワを予防・改善し、ハリと弾力のある肌に。 - 血行促進
肩こり、腰痛、冷え性など血行不良による症状を改善します。 - アレルギー症状の緩和
アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの症状を緩和します。 - ホルモンバランス、自律神経を整える
更年期障害や、自律神経失調症、不眠、うつなど、ホルモンバランスや自律神経の乱れによる症状を改善します。
このほかにも、ダイエットやストレス解消効果なども確認されています。
プラセンタってどんなもの?
プラセンタ(placenta)とは、ほ乳類の胎盤のこと。お腹の中で赤ちゃんを育てるため、
成長因子や豊富な栄養素を含んでいます。
サプリメントや美容成分、医療用に用いられる「プラセンタ」は、胎盤から栄養素などを
抽出したエキスのことを指します。
プラセンタに含まれる成分は、成長因子やアミノ酸、たんぱく質、活性ペプチド、ミネラル、
ムコ多糖体など、数千種類とも言われています。これらの多彩な含有成分の相乗効果で、
美容や健康に良い影響をもたらすと考えられています。
主流は豚と馬! プラセンタの種類
プラセンタの原料となる胎盤には、主にヒト、豚、馬などがあります。
以前は牛由来のプラセンタが主流でしたが、狂牛病問題により、厚生労働省が牛プラセンタの
使用を禁止する通達を出したため、現在は流通していません。
羊についても、牛と同時に禁止されましたが、羊由来のプラセンタは厚労省の認可を受けた
輸入品が一部、国内でも流通しています。
これらの中で、ヒト由来のプラセンタは医療用のみに用いられ、健康食品などには主に
豚由来や馬由来のプラセンタが用いられています。
プラセンタと名が付くものに、植物の胚を原料とする「植物プラセンタ」、サケなど魚の
卵巣膜を原料とする「マリンプラセンタ」などもあります。
これらについても美容・健康に効果があるとは考えられますが、「ほ乳類の胎盤エキス」
であるプラセンタとはまったく別のものであると言えます。
プラセンタに含まれる多くの成長因子や栄養素を体内に取り入れることにより、身体が
活性化され、私たちの身体が本来持っている自然治癒力が引き出されると言われています。
美肌と健康維持のために、毎日のプラセンタ習慣始めてみませんか?

人気のコラム
-
健康コラム
朝にコップ一杯の水を飲んでキレイになりましょう !
2019.06.03 女優やモデルさんの中には美容と健康の秘訣を「寝起きにコップ1杯の水を飲む」と答える人が多くいます。 この「朝にコップ1杯の水を飲む」美容法は有名なものです […]
- ダイエット
- 便秘
- 便通
- 寝起きに飲む一杯の水
- 朝コップ一杯の水
- 水を飲むメリット
- ダイエット
- 便秘
- 水
-
骨活応援 by ワダカルシウム製薬
骨粗しょう症に繋がる「骨密度・骨量」が低下する原因とは
2019.06.03 骨の強さはほとんど骨密度で決まります。その骨密度が低下することによって 骨が脆弱になってしまい、骨粗しょう症の原因になります。 高齢な方がかかりやすい病気で […]
- カルシウム
- ビタミンD
- 骨
- 骨粗しょう症
-
健康コラム
将来が怖い!?「カルシウム不足」が招く○○症の脅威!!
2019.06.03 カルシウム不足 カルシウム不足によって、何が起きるでしょうか。 これから成長する世代だと、成長が止まってしまうなど、骨の形成に障害が出ることがあります。 […]
- カルシウム
- ビタミンD
- カルシウム不足
- 骨粗しょう症
-
骨活応援 by ワダカルシウム製薬
骨折や骨粗しょう症予防のために「始めよう、骨に良い食事」
2019.06.03 骨量が減り、骨がスカスカになってしまう病気、骨粗しょう症。 老人の病気だと考えられがちですが、ダイエットなどの影響で、若い女性にも骨粗しょう症 予備軍は増え […]
- カルシウム
- 骨粗しょう症
-
健康コラム
摂取不足が余分を生み出す「カルシウムパラドックス」とは
2019.06.03 丈夫な骨や歯のためにカルシウムを十分に摂ることは欠かせません。 カルシウムの摂取が不足すると、骨折しやすくなったり骨粗しょう症を引き起こす原因 となったりし […]
- カルシウム
- 骨粗しょう症