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お疲れの方は必見! 黒酢の疲労回復効果

お疲れの方は必見! 黒酢の疲労回復効果

記事の分類
健康コラム
公開日
2019/06/03
最終更新日
2020/05/11

黒酢は醸造酢の一種で元々は普通の液体調味料として作られたものでしたが、その後黒酢の持つ効果に注目が集まり、最近では健康食品として広く普及しています。
一体黒酢にはどのような成分が含まれているのでしょうか。
黒酢がもたらすとされている疲労回復効果は、主に3つの成分が複合的に関係しているといわれています。

1.酢酸(さくさん)

酢酸はグリコーゲンの生成を促進する効果を持っています。
ブドウ糖から作られるグリコーゲンは運動をする時に消費され、それが不足すると人間の身体は疲労を感じやすくなってしまいます。
疲労を軽減するためには足りなくなったグリコーゲンを補充する必要があるため、黒酢を飲んで酢酸を摂取すると、グリコーゲンが生成されるのを助け、疲れがとれやすくなるのです。
黒酢のうまみやまろやかさにも影響を与えているため、酢酸は黒酢には欠かせない成分なのです。

2.クエン酸

クエン酸は人間がエネルギーを作り出すための体内システムである「クエン酸サイクル」を回す源となっています。
「クエン酸サイクル」は炭水化物・脂質・たんぱく質が分解される際にエネルギーが作り出される「エネルギー発生サイクル」のことです。

クエン酸を摂ることで、この「クエン酸サイクル」が活性化し効率よくエネルギーを作ることが出来ます。
また、クエン酸は疲労物質である乳酸を分解する働きがあるため、クエン酸を摂取することで疲労回復が期待できます。

3.アミノ酸

アミノ酸はグリコーゲンの代わりになる働きを持っています。
人間の身体は長時間の運動をするとグリコーゲンが不足して疲労が溜まっていくというのは先ほど説明した通りですが、その時に酢酸と共に有効なのが黒酢に含まれるアミノ酸です。
人間のエネルギーは基本的にはグリコーゲンや脂肪から発生しますが、足りない場合は代わりにアミノ酸からも生み出すことができます。
運動をする前に黒酢を飲むことで、分岐鎖(ぶんきさ)アミノ酸と呼ばれている「BCAA」という成分がグリコーゲンと同じような働きをして疲れをとれやすくする上に、運動時の持久力をサポートする効果もあります。
そのため黒酢は運動前に飲んでおくと効果的なのです。

もちろん疲労を溜め込まないためには、睡眠やバランスのよい食事をすることが何よりも大切です。
それらを十分にとった上で黒酢を日常的に摂取すれば、疲れにくい健康的な生活が送れることでしょう。


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