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疲れ目に内側からアプローチ!眼精疲労に効果がある栄養素

疲れ目に内側からアプローチ!眼精疲労に効果がある栄養素

記事の分類
健康コラム
話題の成分
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お悩み
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公開日
2019/06/03
最終更新日
2021/06/23

仕事などで長時間のパソコン作業をする人には、疲れ目や眼精疲労のお悩みを持つ方が少なくありません。目がショボショボして見づらかったり、充血したりといったことだけでなく、肩こりや首こり、頭痛、吐き気などが起こる場合もあります。

そんな眼精疲労の改善に良いとされている栄養素にはどんなものがあるのか、多く含まれる食品とともにご紹介します。

ビタミンA

レバーイメージ

目の働きと大きな関わりがあるビタミンAは、「目のビタミン」と呼ばれることもあります。
ビタミンAは、目の角膜や粘膜を正常に保ちます。不足すると粘膜が乾燥して傷つきやすくなってしまいます。
また、網膜上にある「ロドプシン」という光の明暗を感じるための物質の主成分でもあります。

そんな眼精疲労の改善に良いとされている栄養素にはどんなものがあるのか、多く含まれる食品とともにご紹介します。

ビタミンAを多く含む食品

レバー、アンコウの肝、ウナギ、にんじん、モロヘイヤ、かぼちゃなど

ビタミンB群

ビタミンB1には神経伝達機能を正常に保つ働きや筋肉の疲れをやわらげる働きがあります。不足すると疲れ目になりやすくなってしまいます。
ビタミンB6は、たんぱく質の代謝に欠かせない栄養素で、神経の機能維持にも役立ちます。目の細胞代謝を助け、疲れ目を改善します。
ビタミンB2やB12も、目の健康を保つために欠かせません。

ビタミンB群を多く含む食品

[B1]豚肉、うなぎ、たらこ
[B2]豚レバー、鶏レバー、うなぎ
[B6]かつお、まぐろ、さんま
[B12]牛レバー、鶏レバー、さんま、あさり

DHA(ドコサヘキサエン酸)

焼き魚

目の網膜に含まれる脂肪酸の約40%を占めるのがDHAです。DHAを摂ることで近視の改善や動体視力の向上に役立つことがわかっています。
また、DHAには血流を改善する効果があるため、目の周りの血流を良くして眼精疲労を改善することに役立ちます。

DHAを多く含む食品

いわし、かつお、さば、まぐろ、あじなど

アントシアニン

アントシアニンイメージ

網膜にあって光の明暗を感じるために必要なたんぱく質「ロドプシン」は、光を受けることによって分解され、新たに再合成されるというサイクルが繰り返されています。ところが、目を酷使しすぎるとロドプシンの再合成が遅れ、目がショボショボしたり見づらくなったりといった疲れ目の症状を引き起こします。
アントシアニンには、ロドプシンの再合成を促進する働きがあり、疲れ目の改善に効果があります。

アントシアニンを多く含む食品

ブルーベリー、ビルベリー、カシス、黒豆、ナスなど

アスタキサンチン

ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化物質は、目に必要な栄養素のみを選別する関所とも言える「血液網膜関門」を通過することができません。この関所を通過できる数少ない抗酸化物質がアスタキサンチンです。
アスタキサンチンは、目のピント調整機能を向上させ、眼精疲労の改善に役立ちます。

アスタキサンチンを多く含む食品

鮭、いくら、かに、えびなど

 

 


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